2020年10月10日(土)交戦シリーズvlo.5

■場所:後楽園ホール
■開場:17:00 開始:18:00
■主催:日本キックボクシング連盟
■認定:NKB実行委員会
【ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント 決勝】
■チケット料金
☆リングサイド15,000円 ☆A席6,000円 ☆B席5,000円
※パンフレットを無料で配布しています。
※選手のケガ・病気等によりカードが変わる場合があります。※お席を必要としない中学生未満のお子さまは入場無料です。10/10興行パンフレット こちらでご覧いただけます

第8試合 ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント決勝 3分5R延長1R
髙橋 亮

NKBフェザー級王者
髙橋 亮×
(真門ジム)

村田 裕俊

NKBフェザー級 元王者(現2位)
○村田 裕俊
(八王子FSG)
※本試合をもって引退

昨年12月からスタートしたジャパンシフトランド杯59kgトーナメント。本来なら今年の4月には優勝者が決まっていたはずであったが、コロナ禍の中では大会の中止が相次ぎ、とうとうここまでズレ込んでしまった。勝っても負けてもこのトーナメントで引退と決めて出場した村田、決勝まで進んだのは良かったがいつまで経っても引退できないという不測の事態に。現在は結婚し、タイで暮らす村田は試合の度に「来日」する事となるが、大会運営としてはその度に「無事に出国・入国できるのだろうか」と気をもむ事に。一方の髙橋亮はこの59kgという体重の適性に深い自信をみせ、事実59kgでの試合では一点の曇りもない素晴らしいパフォーマンスを見せる1流の選手となった。今や両者の集中力はピークに達し、素晴らしい試合になる事は間違いなく保証できる。キック史上に残る試合を期待せずにはいられない。
延長 判定0-3 9‐10・9‐10・9‐10 ※本戦 判定1‐1 49‐48・48‐50・49‐49
第7試合 NKBウェルター級王座決定トーナメント決勝戦 3分5R延長1R
稲葉 裕哉

NKBウェルター級2位
稲葉 裕哉×
(大塚道場)

蛇鬼将矢

NKBウェルター級4位
○蛇鬼 将矢
(テツジム)

強豪4人で争ったNKBウェルター級王座決定トーナメントの決勝が遂に行われる。初戦に関して言えば、延長までもつれながらしっかりとモノにした稲葉と、1Rの序盤にパンチでのKOで仕留めた蛇鬼。闘い方も対象的な2人がぶつかる事となるが、予想はかなり難しい。実際約1年ほど前に両者は対戦しており、その時はドロー。序盤に押した蛇鬼だったが、後半には稲葉がローキックで着実な追い上げを見せ、結果はドロー。非常に拮抗した力であることが分かっている。なお稲葉は約2か月前の8月、ジャパンキックボクシング協会のリングでJKAウェルター級1位・政斗(治政館)と対戦。驚異的な打たれ強さを見せながらも判定負け。この事が今回の試合に果たして影響するのか?体のダメージは癒えても、心理的なダメージが残っている可能性もある。第15代NKBウェルター級王者になるのはいったいどっちだ?。
判定0-3 47-49・47-50・46-50
第6試合 ライト級 3分3R
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NKBライト級2位
髙橋 聖人○
(真門ジム)

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NKBライト級3位
×野村 怜央
(TEAM-KOK)

髙橋3兄弟の末っ子・聖人が、後楽園ホールに帰ってきた!前回登場した2019年2月は、NJKFスーパーフェザー級1位(現同級王者)・山浦俊一(新興ムエタイ)と対戦。得意技であるローキックをしっかりと決め、勝利した。最近はこのコロナ禍の下、試合の機会にも恵まれず歯がゆい思いをしていたであろうが、ようやくその封印も解かれる時がきた。相手はNKBライト級3位の野村。3回戦時代、ランクイン直後と目を惹く闘いぶりを見せてくれていたが、時折見せてしまう粗のある試合が野村の評価にブレーキをかけてきた。特に格下と行う試合にその傾向は顕著、「これは負けるんじゃないか・・・?」という空気の中、何とかドローという試合もあった。その反面格上には強く、「この試合はちょっと厳しい」との前評判に限って強豪とシーソーゲームを繰り広げたりもする、不思議な魅力のある選手だ。順当にいけば髙橋聖人の勝利は固い。だがこれをひっくり返す力もあるのが野村怜央。しかも8月下旬にはイノベーションスーパーフェザー級1位・櫻井健をKOし、勢いにも乗っているであろう。この1戦に勝ち、上を目指したい両者の意地が激しくぶつかる。
判定3-0 30-25・30-25・30-25
第5試合 67kg契約 3分3R
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NKBウェルター級3位
J-NETWORKウェルター級元王者
スーパーウェルター級元王者
笹谷 淳 (TEAM COMRADE)×

蹴拳ウェルター級王者
J-NETWORKウェルター級2位
○CAZ JANJIRA
(JANJIRA GYM)

様々なリングを渡り歩いた2人が遂にここで対峙する。これまで主戦場をMA、そしてJ-NETWORKと替えつつ
REBELSやRISEまで、ほぼ全てのリングに上がったといっていい笹谷が、終の棲家として選んだのがここNKB。奇しくもタイミングよく始まったNKBウエルター級王座決定トーナメントに参戦はしたが、延長までもつれる接戦を演じるも敗退。再起戦として組まれた今回の試合だが、相手はなんと現役王者。蹴拳ウエルター級王者であり、笹谷の古巣J-NETWORKのウエルター級2位に君臨するカズ・ジャンジラだ。REBELSに上がりつつ、これまた様々なリングで活躍するカズは、ジャンジラジムを切り盛りしながら自身の選手活動を行う多忙な選手。名指導者でもある大道塾・加藤氏にも師事し、常に研究を怠らない努力家でもある。互いにここ1年は勝ち星に恵まれていないが、そのどれもが何とも惜しい試合ばかり。ホントにちょっとした差で逃してきた勝利だが、今回ばかりはその手中に収めたい。互いに、テクニックも経験もあるサウスポー同士。ベテランである2人が「気持ち」で勝利をもぎ取る瞬間を観てみたい。
判定0-2 28-30・30-30・28-30
第4試合 60kg契約 3分3R
福島勇史

NKBライト級
福島 勇史×
(ケーアクティブ)

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NKBライト級
○洋介
(渡邉ジム)

NKBで新たなる新旧世代の抗争が始まった。サウスポーから繰り出すパンチで対戦相手を撃破してきたベテランの洋介だが、最近は勝ったり負けたりと強さにも不安定さが見えてきた。歳もアラフォーであり、どうしてもそのパフォーマンスに陰りは隠せずといったところ。一方の福島は3戦3勝(3KO)と、少ない戦績ながらも文句のつけようのない記録を残しての登場だ。とはいえこれまでの対戦相手は新人同士であり、じゃんけんで勝ったような試合があったのも事実。その実力が試されるのは、この試合といって良いだろう。ライト級としては恵まれた体格を持ち、戦い方もオールラウンド。そんな福島が一皮むけるには、この試合での勝利は勿論、内容だ。いや、「成長」を促すには負けても良い。そこで学び、腐る事なく再び立ち上がる事が出来れば彼もひとかどの選手となるだろう。その教師は洋介だ。ベテランとして立ちふさがり、勝負の厳しさを教え、そして自身の再起をも掴む。そんな試合を期待したい。
1R終了時 TKO ※レフェリーストップ
第3試合 54kg契約 3分3R
古瀬

NKBバンタム級
古瀬 翔×
(ケーアクティブ)

バンタム級
○七海 貴哉
(G-1 TEAM TAKAGI)

今年二月には5勝3敗(3KO)という戦績で初のランキング戦に挑んだ古瀬。8勝8敗(4KO)という倍の戦績を持つバンタム級4位・海老原にどこまで迫れるかという期待を背負っての出場だったが、蓋を開けてみればサウスポー海老原のパンチをことごとく被弾。度重なるダウンを喫し、最後はタオル投入によるTKO負けとなった。その復帰戦の相手となるのは現在2勝2敗の七海。今回は七海が倍の戦績を持つ古瀬に挑む格好となるが、七海にとっては気負いもないであろう。万が一結果がイマイチでも当たり前、勝とうモノならそれは大いなる自信となる。逆に厳しいのは古瀬で、これで負ければ連敗しかも格下相手に負けた事になる。しかしここを一蹴できなければ、ランカーへの道のりが険しくなるのは間違いない。今回古瀬は、七海だけでなく「プレッシャー」という強敵とも闘わなければならない。
判定0-3 23-30・23-30・23-30
第2試合 53.52kg契約 3分3R
ナカムランチャイ・ケンタ

スーパーフライ級
ナカムランチャイ・ケンタ○
(team AKATSUKI)

奥山 幸太

NKBバンタム級
×幸太
(八王子FSG)

名門・八王子FSGから久々のプロデビュー選手が登場する。これまでも元K-Uフライ級王者・唐沢たくみ、元NKBライト級王者・岩田洋、元同級王者・俊輝など持ち合わせたセンスを活かして輝く選手もいれば、元NKBフェザー級王者・松本浩幸や元NKBライト級ランカー・石川竜のように努力と気持ちの強さで勝ち上がってきた選手もいた。この幸太はいったいどちらのタイプなのか?そのデビュー戦選手に立ちふさがるのは、これまた昨今の勢いといったらピカイチのジム・teamAKATSUKIに所属するナカムランチャイ・ケンタだ。「何かお前タイ人っぽい顔」という同ジムの良太郎代表の鶴の一声で決まった「ナカムランチャイ・ケンタ」のリングネーム。そのデビュー戦となったジャパンキックのリングでは、倒れた相手を踏みつけようとするなどラフファイトを展開。NKBではどんなファイトを見せてくれるのか?目が離せない選手だ。
3R 2’59” KO
第1試合 60kg契約 3分3R
福島勇史

NKBライト級
誠太○
(アウルスポーツ)

ライト級
×龍ヶ崎 マサト
(SHIROI DREAM BOX)

NKBライト級の誠太が久しぶりのリングへ復帰。持っている実力は悪くないながらも勝ち星には恵まれなかった誠太が、捲土重来を期して出場。対する龍ヶ崎マサトはこれがデビューだが、驚くべきはその年齢。なんと51歳にしてのデビュー戦。しかもこれまでのアマ戦績も12戦7勝2敗3分となかなかの好成績だ。28歳の誠太とは23歳差という親子並みの年の差対決だが、最近のオヤジはこれまた強い。約8か月振りのNKB大会は、第一試合から波乱の幕開けになりそうだ。
2R 1’46” KO